この章では、個別の株式や債券への投資ではなく、それらの投資対象をプロが選定して個人の代わりに運用する「商品」としての投資信託やETF、そして「ラップ口座」・「ロボアドバイザー」など、”お任せ投資”の全てについて説明します。
投資信託は、様々なテーマなどコンセプトに基づいて運用会社が株式や債券などに投資し、そのリターンを受益者(投資家)に対して配分する仕組みの投資商品です。
例えば、5Gの時代になることを展望して、5Gを事業とする企業に投資する投資信託を設定し、ファンドマネージャーが企業を選定して投資するもので、その意味では投資家が自ら投資するのではなく、そのフアンドマネージャーに銘柄選択や投資タイミングなどをお任せするものとなっています。
様々なテーマやアイデアに基づいて、多種多様な投資信託に投資することができますが、それだけの手間暇をかけるために手数料は高めとなっています。
それに対して、個別銘柄は選定せずに、例えば株価のインデックスである日経平均株価にほぼ連動する投資信託など、インデックス投資信託はコストは安いため、ポートフォリオに組み入れる資産クラスとして魅力的な投資対象となっています。
ETFは投資信託に含まれますが、仕組みが違い、滋養上しているため株と同様マーケットが開いている時は価格が変動するもので、手数料もとても安い投資商品です。
様々な種類のETFが内外に上場しているので、投資対象はこれだけで十分という考え方も主流になってきています。
ラップ口座は多少金額が大きい投資か向け、最近拡大してきているロボアドバイザーは小口で忙しい方向け、初心者向けの完全お任せ運用の商品ですが、それだけに手数料が高いととの指摘を受けています。
筆者は、銀行の支店長として投信・ラップ販売の経験もありますし、運用会社で投資信託の組成・販売にも携わっていましたので、そうした最前線での経験も踏まえて、この種お任せ運用についてのメリットとデメリットについて説明します。
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